郊外型ホテル
首都圏近郊にてホテル等を所有されている事業会社様より物件の売却及び賃貸借(リースバック)に関する相談がございました。
1. 物件概要(物的および権利の態様)の把握
物的および権利の側面から物件を確認することにより、対象物件が底地と借地権付建物(関連2者による所有)で構成されていることが判明しました。
2. 行政とのやり取りから売却&リースバックに至るまでのクロージングフローを策定
底地および借地権付建物の各々を買主に売却し(2本建ての売買契約)、完全所有権となった物件をリースバックするといった全体の大枠を策定しました。
3. クロージング作業
- 公拡法の対応等、行政とのやり取り
- 図面・契約書・鍵といった資料等の精査
- アンテナ契約等、その他契約の精査
- 建物デューデリジェンス(調査)を行い、資産区分表を作成
- 売買契約書および賃貸借契約書並びに各種覚書を作成
- 境界確定に関する測量会社とのやり取り
- 決済当日のキャッシュデリバリー(決済金の受渡し)にかかるフローを作成
- 書類・鍵等の引継ぎ
- 契約・決済
約1年半に渡るプロジェクトとなりましたが、無事、契約・決済を迎えることができました。